Wednesday, February 9, 2011

L'Hystérie

治療が最終期に入ることを示す反論の余地のない印は次のことである。非常な清明の状態にある患者が、愛情を期待する状態にあることをやめ、分析パートナーによって代理表象される他者に対してもはや、いつか愛情を受け入れてくれるという保証の要求を行なわなくなるのだ。何故なら患者は、自分を閉じ込めてる袋小路から出るという希望以外は、分析家が他にくれたものは何もなかったと分かったからである。何も他にくれなかったのは、この「約束」の、不安の試練の扉へと接近するこの希望の他には何も持ってなかったからである。

L'Hystérie
ou l'enfant magnifique de la psychanalyse
J.D.Nasio